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Research Notes

専門は、応用言語学・外国語教育学。特にライティングの指導と評価に関心を持っています。

Cognitive Diagnosis Assessmentに関する簡単なまとめ

2007年と2013年のLTRCのシンポジウム、またそれらが基になり2009年のLanguage Assessment Quarterlyと2015年のLanguage TestingでCognitive DiagnosisやDiagnostic TestingがSpecial Issueとして取り上げられた。

 

Special Issue: Cognitive Diagnosis and Q-Matrices in Language Assessment

http://www.tandfonline.com/toc/hlaq20/6/3

 

Special Issue on Future of Diagnostic Language Testing

http://ltj.sagepub.com/content/32/3.toc

 

まだパフォーマンス評価には、あまり適用されていないけれど、ライティングへの適用例には下記の論文が存在する。

 

Kim, Y. H. (2011). Diagnosing EAP writing ability using the reduced reparameterized unified model. Language Testing.

http://ltj.sagepub.com/content/28/4/509

 

またDiagnostic language assessmentをどのように理論化するかを検討するために、医学・心理学・教育学などの各専門家にdiagnosisの定義・手段・手順などを半構造化インタビューした論文なども出ている。

 

Alderson, J. C., Brunfaut, T., & Harding, L. (2014). Towards a theory of diagnosis in second and foreign language assessment: Insights from professional practice across diverse fields. Applied Linguistics

http://applij.oxfordjournals.org/content/36/2/236.short?rss=1

 

日本人研究者を例にとれば、Tatsuoka (1983)などの先駆的取組が存在したけれど、言語テストで「診断」という観点にあまり焦点が当たってこなかったことは不思議だなと思っている。「言語能力」「測定」「評価」という観点に研究者の関心が集中しやすいことが遠因なのかもしれないけれど。